団地的な話題を中心にのんびり気が向いた時に綴る日誌です。
阪神大震災における
建物における被害が大きかったことはよく知られているが、
その中で被災公団住宅についてまとめてみた。
公団住宅の被災状況については
都市住宅技術研究所が毎年出している調査研究期報の107号より抜粋。
1995年現在の兵庫県の公団住宅
67団地 1345棟 約46000戸
~~損壊(全壊)~~
■相生町団地(市街地住宅)「神戸駅前ビル」・・・神戸市中央区
昭和40年管理開始 10階建て(1~3階テナント)
~被災状況~
3階テナント部分が半分天井から落ちる。
4~10階部分の住宅がかたむく
~現在の状況~
フレール神戸相生町団地(震災復興住宅)になっている。
■磯辺通団地(市街地住宅)・・・神戸市中央区
昭和40年管理開始 10階建て(1階テナント)
~被災状況~
1階テナント部分が完全に潰れる。
団地全体が道路側に傾く。
~現在の状況~
???
■多聞団地(市街地住宅)・・・神戸市中央区
昭和33年管理開始 5階建て(1階テナント)
~被災状況~
1階テナント部分柱損壊
~現在の状況~
???
~~一部損壊(半壊)4団地 8棟 390戸~~
▲須磨団地(市街地住宅)・・・神戸市須磨区 1棟160戸
耐力壁損壊 住民に避難勧告
▲新多聞団地・・・神戸市垂水区 2棟70戸
プレキャスト板接合部損壊 住民に避難勧告
▲鈴蘭台第二団地・・・神戸市北区 1棟30戸
柱の損壊 住民に避難勧告
▲浜甲子園団地・・・西宮市 4棟130戸
不同沈下により傾斜 住民に避難勧告
△芦屋浜団地・・・芦屋市 9棟649戸
△逆瀬川団地・・・宝塚市 2棟60戸
△仁川団地・・・宝塚市 1棟32戸
△明石舞子団地・・・明石市1棟10戸
不同沈下により傾斜 ただし住民に避難勧告は出さず。
この中でも建築基準法改正後に建設された
芦屋浜団地が前例をみない破壊状況(鉄骨大断面材の破断)となったことは
公団でもショックだったと書かれている。
僕的には昭和30~40年代の市街地住宅が全壊していたことが
ショックだったです。
市街地住宅に限らず
公団住宅の耐震が今問題になっていますが、
耐震は大切だと思い返されました。
<<参考HP>>
震災記録写真(大木本美通撮影)⇒⇒磯辺通アパート
震災記録写真(大木本美通撮影)⇒⇒神戸駅前ビル
建物における被害が大きかったことはよく知られているが、
その中で被災公団住宅についてまとめてみた。
公団住宅の被災状況については
都市住宅技術研究所が毎年出している調査研究期報の107号より抜粋。
1995年現在の兵庫県の公団住宅
67団地 1345棟 約46000戸
~~損壊(全壊)~~
■相生町団地(市街地住宅)「神戸駅前ビル」・・・神戸市中央区
昭和40年管理開始 10階建て(1~3階テナント)
~被災状況~
3階テナント部分が半分天井から落ちる。
4~10階部分の住宅がかたむく
~現在の状況~
フレール神戸相生町団地(震災復興住宅)になっている。
■磯辺通団地(市街地住宅)・・・神戸市中央区
昭和40年管理開始 10階建て(1階テナント)
~被災状況~
1階テナント部分が完全に潰れる。
団地全体が道路側に傾く。
~現在の状況~
???
■多聞団地(市街地住宅)・・・神戸市中央区
昭和33年管理開始 5階建て(1階テナント)
~被災状況~
1階テナント部分柱損壊
~現在の状況~
???
~~一部損壊(半壊)4団地 8棟 390戸~~
▲須磨団地(市街地住宅)・・・神戸市須磨区 1棟160戸
耐力壁損壊 住民に避難勧告
▲新多聞団地・・・神戸市垂水区 2棟70戸
プレキャスト板接合部損壊 住民に避難勧告
▲鈴蘭台第二団地・・・神戸市北区 1棟30戸
柱の損壊 住民に避難勧告
▲浜甲子園団地・・・西宮市 4棟130戸
不同沈下により傾斜 住民に避難勧告
△芦屋浜団地・・・芦屋市 9棟649戸
△逆瀬川団地・・・宝塚市 2棟60戸
△仁川団地・・・宝塚市 1棟32戸
△明石舞子団地・・・明石市1棟10戸
不同沈下により傾斜 ただし住民に避難勧告は出さず。
この中でも建築基準法改正後に建設された
芦屋浜団地が前例をみない破壊状況(鉄骨大断面材の破断)となったことは
公団でもショックだったと書かれている。
僕的には昭和30~40年代の市街地住宅が全壊していたことが
ショックだったです。
市街地住宅に限らず
公団住宅の耐震が今問題になっていますが、
耐震は大切だと思い返されました。
<<参考HP>>
震災記録写真(大木本美通撮影)⇒⇒磯辺通アパート
震災記録写真(大木本美通撮影)⇒⇒神戸駅前ビル
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